と、言うわけで本日2回目更新!
きたよ きたよ きましたよ!
『お姉ちゃんと一緒』SS第3段です。
例の如く、書いて下さってるのはReturn to myselfの、あいす様です。
ありがとうございます!
と言うか、段々お話が壮大に!!!
これはさすがにお姉ちゃんカテゴリ作らなきゃいけないですね!
後でこさえて入れておきます。
というわけで、下から素敵SSガッツリ読んじゃって下さいませ!w
きたよ きたよ きましたよ!
『お姉ちゃんと一緒』SS第3段です。
例の如く、書いて下さってるのはReturn to myselfの、あいす様です。
ありがとうございます!
と言うか、段々お話が壮大に!!!
これはさすがにお姉ちゃんカテゴリ作らなきゃいけないですね!
後でこさえて入れておきます。
というわけで、下から素敵SSガッツリ読んじゃって下さいませ!w
魔法少女リリカルなのはif
‐お姉ちゃんと一緒‐
『花より団子 Part.3』
‐お姉ちゃんと一緒‐
『花より団子 Part.3』
プレシア「ロストロギア――」
プレシア「『ジュエルシード』…」
アリシア「…うん」
静かな反応。
プレシア「私から、あまりこんなことは言いたくないのだけれど――」
=つぶやき=
ごめんなさい(何
鬱展開というか、 よもやここまで事が大きくなるとは自分でも思ってませんでした。
毎回言ってるような気がしますが、 フェイトをネガティブにしすぎてるなあ…。
さて、恐れながら、新キャラを登場させていただきました。
伊宮かなで(いみや ‐)さんです。
個人的に『姉っ緒(勝手に省略)』 ではテスタロッサ家は割と昔から海鳴にいたという設定になってる ので、だったらお姉ちゃんにも幼馴染が欲しいかな、と。
アリシア・リイン・美由希 の三人でも良かったんですが、美由希は学校違うじゃないですか。 リインもアリシアと同じ学校に通わせてるので( その辺もまた書きたいです)、 そうすると美由希が仲間外れになってしまう。 それは避けたかったんです。
それに男キャラって極端に少ないので、 だったらアリシアに歯止めをかけられるリミッターを、 ということでかなでが生まれました。
そんなかなでですが、彼も十分可愛いキャラです。 これからも割とたくさん出て来ると思うので、 どうぞ可愛がってやってください。 ある意味アリシアより女の子っぽい(笑)かなでをよろしく! です!
因みに、ビジュアルは「とりあえず女顔」 ってことしか決まってません(汗
■あと、あいすさんから一言頂きました!
Return to myself
あいす
プレシア「『ジュエルシード』…」
アリシア「…うん」
静かな反応。
プレシア「私から、あまりこんなことは言いたくないのだけれど――」
アリシア「余命は、そんなに長くない?」
あっけらかんと、お姉ちゃんが言い放つ。
そして、母さんは困ったような…悲しいような顔をして、頷いた。
プレシア「 ジュエルシードによる小規模振動爆発が人体に与える影響は、 極めて大きいわ。フェイトが無事なのが、奇跡なほどだもの…」
アリシア「…そっか」
あくまでお姉ちゃんの表情に後悔は無い。
アリシア「私ね、それでもいいと思う」
プレシア「え…?」
φ
アリシア「私ね、それでもいいと思う」
プレシア「え…?」
アリシア「まだ子供だから、難しいことは判らないよ。でもね…」
アリシア「やっぱり、 あそこでやらなかったら私は一生後悔してたと思う」
アリシア「だって、私があの時に守ってなかったら、 フェイトは死んでたかもしれない。そんなのは…嫌だよ」
フェイトのいない世界なんて、私には――
アリシア「何も出来ずに… 何も守れずにフェイトを死なせてしまうなんて、そんなのは嫌。 フェイトには生きてほしい」
耐えられないし、認めたくない。
アリシア「それに、別に今すぐ死ぬわけじゃないもん。 しっかりと残りの人生、エンジョイするよ」
プレシア「アリシア…」
うん。
今のうちに、フェイト達に残せるだけのことは残しておかないと。
魔法は無理だけど、勉強は教えられる。
算数とか、理科とか。
アリシア「このことは…フェイトには、内緒にしておいて。 いつかきっと、私から話すから」
――今はそんな些細なことでもいいから。
残して行きたい。
温もりも、愛情も全部。
大切な想いを、伝えたいから。
φ
なのは「いたむ?」
退院して数日。
私はなのはやはやて達と一緒に、リハビリに励んでいた。
フェイト「だいじょうぶ…いけるよ」
なのは「ん…わかった。いくよ!レイジングハートッ!」
RH[Yes,my master]
RH[Divine Shooter]
不規則に揺れる桜色の弾が、こっちに向かって疾ってくる。
5つ…!
リイン「テスタロッサ!無理に回避するな!防げ!」
フェイト「ううん、よけもふせぎもしない!…おとす!」
V[Size Form]
戦鎌と姿を変えたバルディッシュを振りかぶり…
フェイト「はあああっ!」
そのまま一閃!
5つの魔力弾を全て両断する。
はやて「『光雷の雨…万物貫く槍と成れ!』」
はやて「ヴァリアントッ!」
今度は背面から、白い槍が迫る。
フェイト「バルディッシュ!」
V[Sonic Move]
ヴァリアントの通過ルートを大きく逸することでやり過ごす。
なのは「あぅっ!」
あ。
私が避けた光の槍が、なのはに当たった。
アリサ「あちゃー…」
アリサの「あーあ、やっちまったな」的な声も聞こえる。
すずか「…でもフェイトちゃん、 リハビリはじゅんちょうみたいだね」
フェイト「あ、うん」
すずかの唐突な声。
びっくりして、裏返った声で返事をしてしまった。
アリサ「まあ、ぶじでなによりだけど」
友達みんなが、こうやって私を支えてくれている。
リイン「だがテスタロッサ、無理はしないようにな」
フェイト「うん。わかってるよ、リインフォース」
でも、私は…
アリシア「みんな、頑張ってる?」
リイン「アリシアか」
なのは「アリシアさん!」
フェイト「うわぁ…」
アリシア「『うわぁ…』って何なの、フェイト~?」
フェイト「う、ううん…」
その時からお姉ちゃんに対して、本気で笑えなくなったと思う。
◇
フェイト「………」
忌まわしい記憶。
あんな所にジュエルシードがあった理由は未だに判らないけど――
どちらにしろ、私が原因であることは確かだと思う。
V[Sir.]
バルディッシュに促されて空を見ると、 もうやや陽も落ち始めていた。
そろそろ帰ったほうがいいかな。
かなで「あ、見つけた」
フェイト「かなで…」
私とお姉ちゃんの幼馴染、伊宮かなでの安堵に満ちた声。
私を探してくれていたみたいだ。
かなで「フェイト、こんな時間まで何してたのさ」
女の子みたいに可憐な顔を怒りに歪ませながら私を小突く。
フェイト「何って…考え事」
小突かれたところがちょっと痛いよ…。
かなで「考え事って…」
呆れられる。
アリシア「何イチャイチャしてるのかな、二人とも?」
かなで「イチャイチャはしてない。あと、 いきなり俺の後ろから生えるな」
唐突に顔を出したお姉ちゃんに対して冷静に突っ込むかなで。 本当、ベストコンビだなぁ…。
二人のやり取りは長年の付き合いから自然に生まれたコミュニケー ションの方法だと思う。
だけど、妹であるはず私は、それすらもできずにいる。
なんとなく、後ろめたくなって… 申し訳ないような気持ちになって、 私から会話を切ってしまうから。
だから、私には――
一番近いはずの人が、一番遠くなってしまっている。
自分から、大好きな人を勝手に遠ざけてしまっている。
それが、私の自己矛盾。
多分、私から解かなければ、永遠に螺旋する矛盾。
アリシア「えいっ」
フェイト「ふゃっ」
ほぼ手加減なしのデコピンをくらってのけ反る私。
さっきかなでに小突かれたところと重なって、痛さが倍だ…。
アリシア「まーた暗い顔してるよ?」
フェイト「そうかな…」
アリシア「そうだよ。せっかくのお花見、楽しまなきゃ!」
かなで「花より団子的な意味で」
アリシア「うっ…」
図星を突かれたのか、 お姉ちゃんは焦った表情で宙に目を泳がせている。
…ああ、羨ましい。
――当たり前のことなのに。
私もこんなふうにお姉ちゃんと会話できたら、 どんなに幸せだろう。
――それが出来ない私は。
唯一無二の姉妹のはずなのに、これでは。
まるで、家族のフリをした人形みたいだ――。
あっけらかんと、お姉ちゃんが言い放つ。
そして、母さんは困ったような…悲しいような顔をして、頷いた。
プレシア「
アリシア「…そっか」
あくまでお姉ちゃんの表情に後悔は無い。
アリシア「私ね、それでもいいと思う」
プレシア「え…?」
φ
アリシア「私ね、それでもいいと思う」
プレシア「え…?」
アリシア「まだ子供だから、難しいことは判らないよ。でもね…」
アリシア「やっぱり、
アリシア「だって、私があの時に守ってなかったら、
フェイトのいない世界なんて、私には――
アリシア「何も出来ずに…
耐えられないし、認めたくない。
アリシア「それに、別に今すぐ死ぬわけじゃないもん。
プレシア「アリシア…」
うん。
今のうちに、フェイト達に残せるだけのことは残しておかないと。
魔法は無理だけど、勉強は教えられる。
算数とか、理科とか。
アリシア「このことは…フェイトには、内緒にしておいて。
――今はそんな些細なことでもいいから。
残して行きたい。
温もりも、愛情も全部。
大切な想いを、伝えたいから。
φ
なのは「いたむ?」
退院して数日。
私はなのはやはやて達と一緒に、リハビリに励んでいた。
フェイト「だいじょうぶ…いけるよ」
なのは「ん…わかった。いくよ!レイジングハートッ!」
RH[Yes,my master]
RH[Divine Shooter]
不規則に揺れる桜色の弾が、こっちに向かって疾ってくる。
5つ…!
リイン「テスタロッサ!無理に回避するな!防げ!」
フェイト「ううん、よけもふせぎもしない!…おとす!」
V[Size Form]
戦鎌と姿を変えたバルディッシュを振りかぶり…
フェイト「はあああっ!」
そのまま一閃!
5つの魔力弾を全て両断する。
はやて「『光雷の雨…万物貫く槍と成れ!』」
はやて「ヴァリアントッ!」
今度は背面から、白い槍が迫る。
フェイト「バルディッシュ!」
V[Sonic Move]
ヴァリアントの通過ルートを大きく逸することでやり過ごす。
なのは「あぅっ!」
あ。
私が避けた光の槍が、なのはに当たった。
アリサ「あちゃー…」
アリサの「あーあ、やっちまったな」的な声も聞こえる。
すずか「…でもフェイトちゃん、
フェイト「あ、うん」
すずかの唐突な声。
びっくりして、裏返った声で返事をしてしまった。
アリサ「まあ、ぶじでなによりだけど」
友達みんなが、こうやって私を支えてくれている。
リイン「だがテスタロッサ、無理はしないようにな」
フェイト「うん。わかってるよ、リインフォース」
でも、私は…
アリシア「みんな、頑張ってる?」
リイン「アリシアか」
なのは「アリシアさん!」
フェイト「うわぁ…」
アリシア「『うわぁ…』って何なの、フェイト~?」
フェイト「う、ううん…」
その時からお姉ちゃんに対して、本気で笑えなくなったと思う。
◇
フェイト「………」
忌まわしい記憶。
あんな所にジュエルシードがあった理由は未だに判らないけど――
どちらにしろ、私が原因であることは確かだと思う。
V[Sir.]
バルディッシュに促されて空を見ると、
そろそろ帰ったほうがいいかな。
かなで「あ、見つけた」
フェイト「かなで…」
私とお姉ちゃんの幼馴染、伊宮かなでの安堵に満ちた声。
私を探してくれていたみたいだ。
かなで「フェイト、こんな時間まで何してたのさ」
女の子みたいに可憐な顔を怒りに歪ませながら私を小突く。
フェイト「何って…考え事」
小突かれたところがちょっと痛いよ…。
かなで「考え事って…」
呆れられる。
アリシア「何イチャイチャしてるのかな、二人とも?」
かなで「イチャイチャはしてない。あと、
唐突に顔を出したお姉ちゃんに対して冷静に突っ込むかなで。
二人のやり取りは長年の付き合いから自然に生まれたコミュニケー
だけど、妹であるはず私は、それすらもできずにいる。
なんとなく、後ろめたくなって…
だから、私には――
一番近いはずの人が、一番遠くなってしまっている。
自分から、大好きな人を勝手に遠ざけてしまっている。
それが、私の自己矛盾。
多分、私から解かなければ、永遠に螺旋する矛盾。
アリシア「えいっ」
フェイト「ふゃっ」
ほぼ手加減なしのデコピンをくらってのけ反る私。
さっきかなでに小突かれたところと重なって、痛さが倍だ…。
アリシア「まーた暗い顔してるよ?」
フェイト「そうかな…」
アリシア「そうだよ。せっかくのお花見、楽しまなきゃ!」
かなで「花より団子的な意味で」
アリシア「うっ…」
図星を突かれたのか、
…ああ、羨ましい。
――当たり前のことなのに。
私もこんなふうにお姉ちゃんと会話できたら、
――それが出来ない私は。
唯一無二の姉妹のはずなのに、これでは。
まるで、家族のフリをした人形みたいだ――。
=つぶやき=
ごめんなさい(何
鬱展開というか、
毎回言ってるような気がしますが、
さて、恐れながら、新キャラを登場させていただきました。
伊宮かなで(いみや ‐)さんです。
個人的に『姉っ緒(勝手に省略)』
アリシア・リイン・美由希 の三人でも良かったんですが、美由希は学校違うじゃないですか。
それに男キャラって極端に少ないので、
そんなかなでですが、彼も十分可愛いキャラです。
因みに、ビジュアルは「とりあえず女顔」
■あと、あいすさんから一言頂きました!
遅くなって申し訳ありません;
なんかもう皆さんに申し訳ないです(展開的な意味で
次回もいつになるかわかりませんが…まあ、気長にお待ちを(汗
では、失礼しましたー
Return to myself
あいす
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